金融システム会計税務


さてここでは、金融の理論面や、決済システム、会計や税務などの書籍を紹介します。

金融の資産運用のバック業務は、資産運用でも最も人数が多いのですが、その中で、金融決済の仕組みや、ストラクチャーの知識、会計や税務の知識がある人は、本当に重宝されます。必要不可欠だが、難解なため、理解している人は本当にごくごく少数だからです。

これらの知識が豊富な人が少数いる一方で、資産運用を希望したがたいした知識や努力もないためバックで事務ばかりやっている人が玉石混淆なのが日系金融機関の資産運用のバック部門の特徴といえるでしょう。はっきりいって将来の条件など明確に差が出てきます。

ここで紹介する本のうち、どれか一冊でも知識を身につければ、その業務を行う金融機関のバックにおいてかなり重宝されることは間違いありません。

スポンサーリンク

1.フィナンシャルエンジニアリング


金融工学や、商品設計などの基礎です。
某企業で推奨されています。

が、基礎とはいえ、非常にレベルは高いです。理系の院生くらいの数学の知識はないとついていけないでしょう。アクチュアリー向けかもしれません。でも内容はかなりベーシックなことが多いです。

金利パスを作成してモンテカルロシミュレーションをするなど、オプション性の評価をしたことがある人などは、一度読んでおくべきです。そもそも原著はハル・ホワイトモデルの人ですし。

たまに変な訳があるのはご愛嬌。

2. 必携デリバティブ・ドキュメンテーション


本書も某企業で推奨されています。

デリバティブは、日経225の先物オプションなど取引所で契約されるものは少数で、かなりのものが相対になります。

相対で契約する際は、多くは、ISDA Master Agreementという業界ではデファクトスタンダードとなっているひな形を契約書としてもちいるのですが、特記事項の記載方法やそもそも何が書いてあるのかなど、基本的な知識がないと、企業はとんでもないリスクを負ってしまう可能性もあるわけです。

加えて、契約したものを管理しなければなりません。

そこで、デリバティブのドキュメンテーションや管理面の知識がある人が必要なわけですが、実際はほとんどいません。できる人は本当に重宝されます。

この本の内容だけでもおさえておけば、かなりの人材であるといえるでしょう。


3.図解 証券投資の経理と税務


資産運用において、株などの資産を売買したときの経理処理や税金というのは金融機関にとって非常にコアとなる問題です。

本書は、各資産別に、経理や税務に関する実務内容が記載されています。

バックで実際に業務を行っている人が持っていいてほしい一冊です。


4.証券決済システムのすべて


金融決済システムは、資産運用のコアの一つです。

実際、当たり前すぎてか、難しくてか、知識がある人はほとんどいません。フロントでもバックでも少数です。

が、たびたび業務上問題になったりもするため、知識がある人は重宝されています。

本書は、諸外国の決済システムについても記載がされており、外物にも対応している点でおすすめできます。


スポンサーリンク